IT業界の経験豊富な平野拓也氏がエグゼクティブアドバイザーとしてPingCAPの継続的な成長とイノベーションを支援
クラウドおよびデータベース業界のエキスパートである平野拓也氏が、この度PingCAPのエグゼクティブアドバイザーに任命されたことをお知らせします。平野氏は、25年以上にわたって企業のデジタル変革に携わり、ビジネスのオペレーションを最適化することに尽力してきました。革新的で多様なチームをグローバルで率いてきた経験を活かし、業界におけるPingCAPのリーダーシップを強化します。
平野氏は、事業開発に関する深い専門知識を有しており、PingCAPのビジネスを加速させるための戦略的な助言を提供する立場にあります。
平野氏をエグゼクティブアドバイザーに任命したことは、グローバル市場の成長の重要性と、エンタープライズデータベースのゴールドスタンダードを提供するという当社の継続的なコミットメントを強調するものです。
平野氏は、アドバイザリーチームの一員として、PingCAPの主力製品であるTiDBおよびTiDB Cloudの市場浸透を進めるため、当社リーダーシップにアドバイスを提供します。今後、携わる主な内容として、パートナー戦略、グローバルにおけるビジネス戦略、商用製品のビジネスモデル構築などが挙げられますが、これらに限定されるものではありません。
PingCAPの共同創業者兼CEOであるMax Liuは、次のように述べています。
「平野氏をPingCAPファミリーに迎えることができ、大変嬉しく思います。平野氏の業界を牽引するビジネスリーダーとの広い人脈や、テクノロジーが企業のデジタル変革に与える影響に関する深い造詣は、次世代データベースを提供するというPingCAPのビジョンを拡大し、前進させる上で非常に貴重なものとなるでしょう。PingCAPでは、要求度の高い企業向けに事業継続のための総合的なアプローチを構築しています。平野氏の卓越した洞察力と経験が、データ集約型のアプリケーションをあらゆる規模で容易に開発するという我々のコミットメントを継続的に実現するのための大きな戦力になることを期待しています」
PingCAPのエグゼクティブアドバイザーである平野氏は、次のように述べています。
「次世代のクラウド革命の中で、企業は最大の資産の一つであるデータの拡張と再構築を可能にするツールを必要としています。このような環境下、顧客と開発者を第一に考えたクラウドの価値を体現しているPingCAPのアドバイザーになれることを大変光栄に思います。PingCAPの製品が世界中で採用され続け、また日本での事業規模を拡大していく中で、今後PingCAPの経営陣と一緒に次の素晴らしいデータプラットフォーム企業をサポートできることを嬉しく思っています」
今回の平野氏の就任は、PingCAPが日本市場におけるサービス向上と更なる成長を目的とし、日本法人の設立を発表したことを受けたものです。今後も日本で急成長するお客様のデジタル変革に貢献していきます。
平野拓也氏の略歴
平野氏は、15年以上にわたって日本マイクロソフト株式会社でさまざまな役職を歴任し、現在は米本社であるMicrosoft Corporationのグローバルシステムインテグレーターおよびアドバイザリーコンサルタント副社長として、パートナーシップとコラボレーションを通じてマイクロソフトのビジネスを拡大することを責務としています。マイクロソフトのクラウド製品を通じて、法人のお客様にソリューションとサービスを提供し、お客様自身のデジタル変革を促進する役割を担っています。
マイクロソフト入社以前は、ハイペリオン・ソリューションズ社の日本法人(現日本オラクル株式会社)に8年間在籍し、営業とアライアンス業務を担当、また同社の社長としてビジネスの加速に貢献しました。数年間をシリコンバレーで過ごした経験を有し、その間、兼松の米国法人で半導体ビジネスプロジェクトを推進しました。
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency – 一貫性)、A (Availability – 可用性)、P (Partition Tolerance – ネットワーク分断への耐性) ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
本件に関するお問合わせ先
PingCAP株式会社 広報部
Email:pingcapjp@pingcap.com