PingCAP株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:韓 偉、以下 PingCAP) は、2021年より提供を開始いたしましたNewSQLデータベースでフルマネージドサービスの「TiDB Cloud(タイ・デー・ビー・クラウド)」において、国内での選択肢を増やすべくTiDB Cloud GCPの国内2拠点目となる大阪リージョンを2022年8月9日より開始します。
TiDB Cloudは、現在Amazon Web Services (AWS) と Google Cloud Platoform (GCP) を提供していますが、GCP大阪リージョンの開設によって国内完結の災害対策ニーズに対応することができるようになりました。また、リリース後は、バックアップ用データの保存に留まらずGCPの既存の東京リージョンと同様の機能の提供を予定することによって、プライマリ環境としても使用することが可能です。
「事業継続のニーズは近年ますます高まっています。今まではAZ障害に耐えうる構成をデフォルトで提供していましたが、近年ではリージョン障害を想定するお客様も非常に増えています。更に、法規制・ガバナンス上の問題で日本以外にデータを保存できないお客様も非常に多くいらっしゃいます。今回の大阪リージョンの開設により、国内完結かつリージョン障害に耐えうる形でのサービス提供が可能になります。この大阪リージョンは既存リージョンと同等の機能を提供するのでバックアップの保存に留まらず、業務復旧・継続も可能になります。PingCAPは今後も日本への投資を継続し、ますます加速する国内のデジタルトランスフォーメーション (DX) をデータベースクラウドベンダーとして支えたいと考えています」(PingCAP株式会社 Japan CTO 林正記)
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency – 一貫性)、A (Availability – 可用性)、P (Partition Tolerance – ネットワーク分断への耐性) ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
本件に関するお問合わせ先
PingCAP株式会社 広報部
Email:pingcapjp@pingcap.com