TiDBクラウド サービスレベルアグリーメント(SLA)
(英語版)
最終更新日:2023年7月10日 (更新履歴)
このTiDBクラウド サービスレベルアグリーメント(SLA)は、TiDBクラウドサービスの本番環境クラスターにのみ適用される(ベータ版の機能を除く。)。最終更新日以前に登録したTiDBクラウドユーザについては、本SLAは2022年8月1日に効力を生じる。
1. 定義
1.1 「月」とは、毎月の請求サイクルにおける暦月を指す。
1.2 「月額サービス料」とは、その月に特定のTiDB クラウドクラスターの利用に関して支払った料金の合計をいう。お客様が特定のTiDB クラウドクラスターの利用に関して一時金を前払いする場合、月額サービス料は、当該一時金を対象となるTiDBクラウドクラスターの月数で割って算出される金額をいう。
1.3 「月間稼働率」は、TiDBクラウドのクラスター毎に月単位で計算され、以下のように算出される。
(月間合計分数 – ダウンタイム)÷月間合計分数
1.4 「月間合計分数」とは、当該月における合計分数をいう。
1.5 「サービスクレジット」とは、PingCAPがお客様のリクエストを承認した場合に、お客様にクレジットされる月額サービス料の割合をいう。
1.6 「ダウンタイム」とは、単一のTiDBクラウドクラスターが当該月において利用できない分数の合計をいう。TiDBクラウドサーバからのクラスターへの接続のすべての試行が1分間失敗した場合、その分間は利用できないものとみなされる。月の一部期間においてデプロイされたTiDBクラウドクラスターは、その月の未デプロイ期間において100%利用可能であったとみなされる。
2. サービスコミットメント
2.1 PingCAPは、各月の請求サイクルにおいて、TiDBクラウドクラスターをクラウドプロバイダーのリージョンにおいて99.99%以上(TiDB Dedicated)及び99.9%(TiDB Serverless)の月間稼働率で利用できるよう、商業的に合理的な努力を払うものとする。
3. サービスクレジット
3.1 PingCAPが前項の月間稼働率を達成及び維持できなかった場合、お客様は以下に記載するサービスクレジットを受けることができる。