PingCAP株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Eric Han、以下 PingCAP) は、世界で初めてChatGPT機能を搭載したNewSQLデータベース「TiDB Cloud Serverless Tier」の有料プランを2023年5月31日から提供を開始することをお知らせいたします。
2023年4月25日に、TiDB Serverless Tierの無料のパブリックベータ版から商用製品版への移行を開始致します。製品版では、無料枠を超過した場合は使用量に応じた課金となります。実際の課金が始まるのは2023年5月31日からとなり、4月25日から5月30日までの約1ヶ月間は引き続き使用量に関わりなく無料でご利用いただけます。
TiDB Cloud Serverless Tierの料金は、1) 読み込み及び書き込みのリクエストユニット (データベースへの1つのリクエストにつき消費されるリソースの量) の消費量、2) 行ストレージの価格から算出されます。
5月30日以降、TiDB Cloud Serverless Tierの使用量が無料枠を超えた場合は、使用量に応じて課金されます。お客様の組織における最大5つのTiDB Cloud Serverless Tierクラスタには、5GiBまでの行ストレージ、5GiBまでの列ストレージ、および5000万リクエストユニット (RU) の無料使用枠が含まれています。詳細な概要については、TiDB Cloud Serverless Tierの価格ページをご覧ください。
また、今回のリリースで以下の機能が新たに追加されました:
- 使用限度額: TiDB Cloud Serverless Tierの使用限度額を設定し、支出アラートを受け取ることで、コストの管理をすることができます。
- バックアップとリストア: TiDB Cloud Serverless Tierのクラスタをより効率的に保護・復旧し、データ保護とディザスタリカバリを確保します。
- 自動かつ柔軟なスケール: 使用した分だけを支払う従量課金制を採用することで、ビジネスの規模を容易に拡大でき、活動量が少ない時期のコストを削減できます。
※この記事に記載されている内容は、発表日時点の情報です。ご覧になった時点と情報が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency – 一貫性)、A (Availability – 可用性)、P (Partition Tolerance – ネットワーク分断への耐性) ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
本件に関するお問合わせ先
PingCAP株式会社 広報部
Email:pingcapjp@pingcap.com