※本プレスリリースは、2024年7月3日に米国で公開された「PingCAP Celebrates Grand Opening of Regional Headquarters in Singapore」の抄訳です。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
オープンソースの分散型SQLデータベース「TiDB」を提供するPingCAP (US), Inc. (以下、PingCAP) は、シンガポールのブギスジャンクションタワーズに新しいアジア太平洋地域の総括拠点を開設したことを発表しました。オープニングセレモニーには、PingCAPのシニア・リーダーシップ、著名なパートナー、業界リーダーを含む錚々たるゲストが出席しました。これは、PingCAPのアジア太平洋地域への継続的な拡大とコミットメントにおける重要なマイルストーンとなりました。
PingCAPは、設立以来データベース革新の最前線に立ち、世界で最もデータ集約度の高い企業に堅牢なソリューションを提供してきました。シンガポールオフィスの設立は、PingCAPの戦略的拡大を意味し、アジア太平洋地域で急速に拡大する顧客基盤に対するサービス提供とサポートの強化を目的としています。
PingCAP APACのSenior Vice President and General ManagerであるDavis Zhuは、次のように述べています。
「シンガポールに新たにアジア太平洋地域の総括拠点を設立することは、当社のグローバル成長戦略にとって極めて重要です。シンガポールのダイナミックなテクノロジーとイノベーションの環境は、私たちが顧客サービスを強化し、この地域におけるビジネスの成長を促進する上で理想的な場所です。シンガポールに進出することで、新しい市場に参入し、パートナーとの関係を強化し、成功に必要なツールや知識を現地の開発者コミュニティに提供することができます」
PingCAPは、50カ国以上で3,000社以上の企業をサポートし、世界中で30,000以上のTiDB Serverlessデータベースクラスタが稼働しています。アジア太平洋地域では、TiDBデータベースは年間数十億のトランザクションを促進し、その堅牢な機能と広範な採用を実証しています。PingCAPは、2024年のGartner® Peer Insights™ Voice of the Customer for Cloud Database Management Systemsにおいて、Customers’ Choiceに選ばれました。さらに、ガートナーの「Market Share Analysis： Database Management Systems, Worldwide, 2023」レポートで、PingCAPは世界で最も急成長しているデータベース企業として取り上げられています。AIアプリケーションを構築する開発者向けに、TiDBデータベースは最近、最も機能豊富なSQL互換のベクトル検索ソリューションも発表しました。