私たちのミッションは、エンジニアと企業がスピード、敏捷性、スケールをもってイノベーションを起こせるようにすることです。

PingCAPは2015年、3人の経験豊富なインフラエンジニアが、大手インターネット企業で働きながら、データベースの管理、拡張、保守の方法にうんざりしていたときに始まりました。市場に良いソリューションがないのを見て、彼らはオープンソースの方法で自分たちで作ることにしたのです。

PingCAPは、何百人もの世界的な貢献者の協力を得て、MySQLと互換性のある先進的なオープンソースの分散型SQLデータベースであるTiDBを構築しています。TiDBは、世界で最も人気のあるオープンソースデータベースプロジェクトの一つです。さらに、TiDB独自のKey-ValueストレージレイヤーであるTiKVは、CNCFの卒業プロジェクトです。

PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency – 一貫性)、A (Availability – 可用性)、P (Partition Tolerance- ネットワーク分断への耐性)ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。